謗る
以前にもどこかで書いた(別名義のサイトで?)ある人物の作曲法について詳しく綴る。
彼、いいや彼女は2008年11月、17歳の時に携帯電話での作曲を本格的に開始し、一曲目で頭角を現していた(某サイト参戦以前の音楽経験は不明)のだ。
一方の私は14歳からであることを思うと、優劣いかがなものか色々複雑。

彼女の音楽は初期の時こそ普通のロックであったが、ある時から水を得た魚の如く進歩してV系メタルやトランス・テクノなどを作るようになった。
末期には落ち着いた曲やボカロ系などに成れ果てた上、メタル系を扱き下ろす発言までしたが・・・
彼女の曲の一例→http://www.youtube.com/watch?v=k-3IpHOu6vo


彼女らしい音楽性とは何であるか。
初期半ばから多く作るようになったV系メタルについて熟考しよう。
簡潔に言い表せば「細かい音作り、激しく、狂ってるが美しい」。

初めに、テンポは主に150~200で、曲の長さは2分~4分である。
ここら辺は割と普通である。

使用楽器はギター・ベース・ドラムに加え、他の楽器としてハープシコード、オルガン、ピアノ、ストリングスなど含めていると、とてもその面の色が濃くなる。
ボーカルパートには初期だとミュートトランペット、ある時からサックス系やシンセリードになる。

そして各楽器の用い方に伴う個性の出し方についてだが、ギターはまず当然ディストーションであり、リフの打ち込みが、私には真似しがたい複雑なものである。
ギターソロは初期の頃に彼女の楽曲に多くアドバイスを与えた某ユーザーの打ち込み影響が強いものとなっていて、MIDIを見ると一目瞭然だが、そのユーザーや彼女のみならず他の人、ひいては私も似たように作っている。
ただ、細部の打ち込みまではやはりそのユーザーの影響が強いのは間違いないし、メロディアスな点もまたそのユーザーらしいと言える反面、高速ピロピロは彼女の特徴だろう。
Saw等のシンセリードを重ねて、メロディアスさとピロピロ感を出したりもする。
続いてベースだが、ベースはベース単体で聴けるようなとてもセンスあるものになっており、筆舌に尽くし難いかっこよさがあり、これまた真似しがたい。
そしてその特徴を上手く言い表すのも困難である。実際に聴いて感覚を得るべき。
ドラムについてだが、場所によりシンバルやスネアは狭い間隔で複数重ねることで、携帯の音源において厚みのあるサウンドを再現している。
私のPC音源ではマイナス要素になってしまうけれども・・・

ハープシコードもといチェンバロは、メインのメロディを演出しつつ、そうでないパートは歯切れあるものや高速アルペジオを奏でることも多い。
隠し味ながらしっかり形ある演奏をさせる場合もある(形容しづらいので実物聴かないと)。
オルガンは主にチャーチオルガンもといパイプオルガンを多用する。
バックでコードを奏でるか、歯切れある演奏が多い。
ピアノはう~ん結局、曲を聴いたほうが分かりやすいよね、書き表すよりも・・・
もったいぶらずに書きなさい!嫌だ。
ストリングスは、こう書くと「当たり前だ」と思うけど、コード鳴らしたりその他もろもろ・・・
これら4つの楽器は、ボーカルパートに似せた演奏も多いよ。

ボーカルパートについてだけど、まずはコード進行についてから言わねばならない。
コード進行は、実を言うと俺にもよくわからないんだ!(無責任)
でもまあ彼女らしさというのは、聴いてみて大いに感じ取れる。
文面より実際の曲、特に彼女っぽい曲を10曲ほど聴くとわかるかもね。
なのでボーカルもそんなコード進行的に彼女らしい作りだよ。
俺の音楽知識じゃ、今のところ的確に書き表せない。
ボーカルのみならず、他の楽器もまた然りな独特のクセがある。


最後に、彼女の悪い部分も言っておこう。
末期には初心を忘れてV系っぽいのから離れた音楽ばかりになった挙句「臭いメタルばっか作ってた」と言い放って、その美しき功績を自ら黒歴史扱いするのは実によろしくなかった。
メタル神の逆鱗に触れた彼女は2008年11月の某サイト活動開始から2011年4月にニコニコ動画上で「幸せです」と言い残してネットを去った。

ここで一首。「謗るまじ 譬へメタルに 飽きたとて 汝メタルに 背かば死なむ」
辞世の句ならぬ、辞ネットした人を追悼する句(歌)となった。
追悼です。僕からの、彼女夭折以来、三年半ごしの追悼です。
そしてメタラー諸兄の教訓として強く心に残るだろう。



今回の活動記録
久遠の時
当記事と無関係な最新楽曲「久遠の時」です。是非どうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=ZO44qrvCg4g

「今頃みんなセックスしてるんだろーなー」メタル系も→http://www.youtube.com/watch?v=vgbujnpSL0k



個人用メモ
管理データ中の「らい○ちゃん」楽曲識別番号
131 139, 262 263 264 265, 283 284 285 286, 
325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335, 
412, 418 419 420, 437 438 439, 451, 492 495, 
526 527 528 529 530 531 532, 578 579 580,
646, 667, 694, 702 703,
800, 861-869, 893-898
コラボ作→494 被アレンジ→533 860
名義隠し→382 383 384, 449 450, 504 505 506 507, 524
らい○風→81 236 297 314 342 386 666



当記事以後に作られたらい○ちゃん関連記事

学術的メモ帳 - 2014年10月13日
学術的メモ帳 - 2014年12月31日
学術的メモ帳 - 2015年1月5日(メタル神中心)
音楽館 - 2015年4月13日(最後部)
音楽館 - 2015年8月30日(お絵かき画像以下)



追記:2015年7月3日

去る6月28日に私は、当該サイトの外部に設けられたユーザー主催の作曲イベントを確認したが、これは比較的気付きづらいものである。
それは2010年の8月にとある主催ユーザーが告知して、12月までに3つの前振りイベントを挟んで、12月31日までにメインの楽曲が募集され、31日0時に一斉公開が始まる仕組みであったが、そのユーザー一人が手動で反映するため、総計40曲ほどが一つ一つ時間差で反映された。
締め切りを守らなかった人のものも、後日気前良く反映してくれたようだ。
メインイベントの趣旨は、3人で1チーム組み、一人一つのテーマに沿った曲を作るものだが、一人三役でも構わない比較的な自由なもので、同趣旨のイベントは別の人により2009年夏にも行われていた(そのイベントの存在の方が広く知られており、こちらは隠し祭りっぽい)。

このイベントにおいて、らい○ちゃんは匿名を用い、前振りイベントの第一弾"Opening"において1曲投稿し、メインの方では一人三役を演じていた。
締め切り厳守により、12月30日きっちりに主催者へ提出していたことが、ファイルのテキストデータ(メモ帳ドロップ参照)より読み取れる。
このイベント当時の彼女は、当該サイトを一時失踪していた期間の内にあるから、匿名を用いるのも頷けよう。
※以下、文字列が完全一致検索されてもヒットしないことを確認した上で、具体的な文言を解放してゆく。

曲の考察に入るが、メインイベント3曲は一貫したストーリーがあるように見えるものの、詳しく書かれはしない。
1曲目と3曲目には「ゆめ」をタイトルの頭に冠している。
夢の終わりが始まりで、夢の始まりが終わりとされる。

メインの1曲目のコメント中の一節に「かみは、やぶれました。」と平仮名で書かれるが、前の文脈からすると「紙が破れた」のではなく、「神が敗れた」ことを指すものと見られ、噂の「メタル神」が叛逆の彼女を乗っ取って、このイベント上で見る者聴く者に仄めかしを行っているように私は捉えている。
「神は敗れました」というのは、彼女によるメタル神への不知恩叛逆の罪状を示す。
彼女が素で言う「神」というのは、2010年12月15日チラ復活時における「お聴きくださる人・犬・猫・木々・神に感謝」として「感謝される神」や、2011年4月20日の動画における「初心に還るチャンスを与えた神」などのように、取り違えが絡む神が主要であるが、この「敗れた神」は彼女の真実の守護神「メタル神」に異ならず。

メインの2曲目は、ジャンルが久々のメタル系(プログレ込み)で、「すきだっ○のに、やさしかっ○のに、(○=た、当記事による検索避け伏字)」であり、このタイトルもまた、メタル神の悲哀が込められているものと拝察する。
「すきだった・やさしかった」のが、メタル神像であり神おん自ら讃えられたか、あるいは神御自身のらい○ちゃんに対する思いを綴ったものであるかは掴み難いが、いずれにせよ含蓄あるタイトルと見ている。
コメントにて「傍には、あなた、おります故。」とあることも、捉えようが多岐に渡ってなかなかに知り難い。

メインの3曲目は、彼女の楽曲の中でもかなり曲調はおとなしく、且つラストというわけでゲームの明るいエンドロールにも似た温かみがある。
考察の頭に「夢の終わりが始まりで、夢の始まりが終わり」という曲名の特徴を示したが、要するに狂気の悲劇を通じて最後は勝利の余韻に一人で欺瞞の祝福を眼に浮かべ、胸を満たすということであろう。
それを否応なしに思わせられ、彼女自身の最期が重なってしまう・・・。

以上で考察を終えるが、これらはただの創作に見えただろうか。
確然とした音色、厳然とした事実が、確かに厳かに存在する。
夫れ啓くは某の為し得るところに非ず。



追記:2015年7月14日

数日ほどじわじわと、晩年=2011年のらい○ちゃんの活動を思い返した。
2011年以降の当該サイトの投稿や、ニコニコ動画に消えず残っている一部動画などを確認したが、中にはサムネ等で避けていたようなものも、「音楽だから」と恐る恐る視聴するほど、新しい調査も行えた。
実は、「消えずに残っている」という表現が指すよう、複数のページが失われたパズルのピースのごとく、現在では確認不能となってしまっている。
自称レーベルのAmebaグループ・ブログや、らい○ちゃんのニコニコ・mixi・muzie垢等が消えて、アカウントが消えても生きるコンテンツは一部現存している。
大元のアカウントが退会されても、ニコニコの動画・mixiコミュへのレス等は、自ら消さない限り消えないわけだ。
ちなみにらい○ちゃんが作ったサイトは、携帯某ブログと、某HPなどもあり、後者では当該サイト外部イベントを主催したこともあった(らい○ちゃんが課題曲・譜面データを5つ作って他ユーザーにアレンジしてもらうイベント)。

それで、今回面白い発見の一つが、当該サイト1月19日投稿・ニコニコ2月12日投稿の楽曲中の歌詞に「三ヶ月後は~」という歌詞がある。
彼女自身の命日が同年4月28日であると思うとき、歌詞で「3ヶ月後」を強調したこともまた、メタル神の暗示などが含まれていそうだと感じてしまう(この説を過剰に持ち上げると4月21日慈悲猶予一週間説が成り立たない)。
3ヶ月後には白い雪が融けるのだそうだが、彼女も融けてしまった。
その彼女は新潟県(北海道?)に住んでいたことを2014年の調査で確認しているが、やはり命日の頃には居住地域の雪も粗方融けるのだろう。

楽曲自体は、当該サイトのリスナーが「哀愁ロック」とコメントしたよう、そんな感じのジャンルで、曲の長さは5分超、ニコニコ動画においては自称レーベル内の歌い手が歌い(外部と思しき他の歌い手2名のバージョンもある)、イラストも「妹(義理?)」とされる人物が描いたということだ。
このネット上のレーベルは、構成員が彼女含む4人以上いるようである。
その他、「構成員」の枠か定かでない人物がまた同数ほど見られる。
まあ、「構成員」などの枠に当てはめるやり方も自分で変だと思ってはいるが、他に協力者だとか。
このレーベルも2011年4月を境に活動が衰え、同年中に止んだ。

先述の「2014年の調査で確認」という語が指す範囲は、本日7月14日追記の他情報にも含まれており、つまり幾らかは元々知っていたことになる。
あるいはその年の内に思ったこととして、2011年、否2010年途中から彼女が多重人格の傾向(装い?)を帯びているとの邪推もある。
当該サイト2011年2月9日の投稿楽曲の説明文を見ると、「先日ここを初訪問、感銘を受けた、嬉しいツール、サイトの雰囲気が懐かしい、過去に自分と同名の作者もいて運命を感じる、その人がニコニコで無断転載をしているようで通報の仕方を教えて下さい、でもやっぱりいいです(趣意)」等との箇所があった。
その文言を如実に拝見すると寒気もしてしまうが、多重人格を装ったキャラクター作りならばいいものの、後日コメント欄で「謝罪」と断った上で、「もう二度とあげません。」とまで記し、事実この後には彼女の名義での投稿が一切なくなり、慄然たる思いがする。
現時点における私の調査では、未だ当該サイトで彼女の再来ともいえる別名義投稿が見当たらない。



追記:2015年8月21日

本日はらい○ちゃん引退(殉教)後の活動名義を見つけ出した。
それは二つあるが、一つはこの2015年も活動していた。
後日、本音楽館に投稿するであろう記事の後半に詳細を綴る。

http://deathmetal.blog.jp/arc/Aug-21-2015.html